
プロ野球・パ・リーグ外野手部門で4年連続4度目のゴールデン・グラブ賞(GG賞)を受賞した楽天の辰己涼介選手(27)が、11月に行われた表彰式に「全身ゴールド」で登場し、会場を大いに沸かせました。
辰己選手は、スパンコールが煌めくゴールドのタキシードを着用し、髪の毛から顔まで金色に塗るという徹底したスタイルで現れました。このユニークなファッションは、まさに「ゴールデン・グラブ賞」にふさわしいものであり、彼のユーモアと約束を守る姿勢が表れています。
「2年前の約束を実現」
辰己選手は2022年のGG賞授賞式で、「来年は上下ゴールドのスーツで登場したい」と宣言していました。その翌年には純白のスーツで登場したため、ゴールドスーツの姿は2年越しの実現となりました。今回、辰己選手は「2年前に上下ゴールドで来ると約束したので、約束どおりにやってきました」と笑顔でコメント。壇上では、全身が金色に輝く姿を見せつつも、「反射で金に見えているだけ」とジョークを飛ばし、会場を盛り上げました。
5年連続GG賞に向けた意気込み
表彰式での華やかな姿に目を奪われがちですが、辰己選手のプレーも圧倒的でした。2023年シーズンでは143試合に出場し、158安打、打率.294という成績を収め、最多安打とベストナインのタイトルも獲得。これに加え、4年連続となるゴールデン・グラブ賞も手にしました。彼は「397刺殺を達成したので、来年は400を目指してまたチームを作っていきたい」と5年連続の受賞に向けた意気込みを語り、さらなる進化を予感させます。
NPBアワーズでの大胆な衣装チェンジも話題に
辰己選手の大胆な衣装選びはGG賞授賞式だけに留まりません。11月26日に行われたNPBアワーズでも、最多安打の表彰の際には紋付き袴と髷(まげ)姿で登場。特別賞では金髪に赤の衣装、ベストナインの表彰では鎧武者の衣装で登壇するなど、3回もの衣装チェンジを披露しました。これにより、辰己選手はプレーだけでなく、個性溢れるパフォーマンスでも多くのファンを楽しませています。
ファンを魅了し続ける辰己涼介
辰己選手は、プレーでチームに貢献するだけでなく、表彰式やイベントでも常にファンの期待を上回るパフォーマンスを見せてくれます。彼の独創的なファッションセンスやユーモアは、球界でも特別な存在感を放っています。来季もその活躍に期待するとともに、次の表彰式でどのようなサプライズを見せてくれるのか、今から楽しみです。
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